即効性や効果効能を謳っているサプリメントに要注意!

増大サプリの公式サイトやアフィリエイトサイトを見て回っていると、一部のサイトでは以下のような表記が散見されます。

「即効性あり!」
「最短2~3日で効果を実感!」
「誰でも間違いなく効果あり」

このような表記をしているしょう商品が増大サプリ、サプリメントとして販売されている以上それらの表記は嘘であることを断言します。
なぜ嘘と断言できるのか。
実際に商品の公式サイトで即効性や効果効能を謳っている商品名を挙げつつ解説していきます。

即効性を謳っている増大サプリ

有名な(人気が高いという意味ではなく、広告露出が多いという意味)増大サプリの中で、即効性や効果効能を謳っているのはGNT-αです。

GNT-αの公式LP一部キャプチャ画像

GNT-αは公式サイトのトップにて『実感日素最短2.3日 世界が認めた速さ』と記載があります。
さらには『飲み続ければ陰茎20cm超は当たり前!』という効果効能のような記載もあります。
これはまったくのです。
嘘と断言できる理由は、同じ公式サイト内にあります。
それは商品情報記載部分です。
ここに名称として『α-GPC含有食品』と記載があります。
また、お召し上がり方には『栄養補助食品として』とも記載があります。
この記載によりGNT-αがサプリメントであるということがわかります。
サプリメントであるということは即効性や具体的な効果効能は無いということになります。

なぜサプリメントに即効性や効果効能はないのか?

サプリメントは医薬品のように錠剤やカプセルのような見た目をしていますが、法律上では食品に分類されます。
食品に分類されるということは、例えばたまねぎと同列ということです。
たまねぎを食べると血液がサラサラになると言われていますが、食べてすぐに血液がサラサラになるということはありません。
毎日たまねぎを食べ続けそれ以外の生活や食生活を健康的に送り続けることで徐々に血液が改善されていく、サラサラになっていきます。
これはそのままサプリメントにも当てはまります。

しかし、サプリメントはその見た目が医薬品に似ているという性質上、医薬品のような恩恵があると勘違いしている人が多くいます。
悪質なサプリメントはその勘違いを利用し、広告に即効性や効果効能があると記載することで購買意欲を掻き立てようとしている現実があります。

そのような嘘にだまされないためにも、一度サプリメントと医薬品の違いというものを理解しておきましょう。

医薬品とは─疾病の診断、治療または予防に使用されることが目的とされているもの

医薬品とはなにかを解説していきますが、細かく説明していくと膨大な量の文字になってしまい読んでいただけない可能性もあるので、ある程度簡略化して説明します。

まずはwikipediaの医薬品ページから医薬品の定義を見ていきます。

参考サイト:医薬品(wikipedia)

医薬品(いやくひん)とは、ヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与える薬品。
使用形態としては、飲むもの(内服薬)、塗るもの(外用薬)、注射するもの(注射剤)などがある。
医師の診察によって処方される処方箋医薬品、薬局で買える一般用医薬品がある。
医薬品は治験を行って有効性が示されれば新薬として承認され、新薬の発売から20年の期間が経過したらその特許がきれることで他の会社も販売可能となり、後発医薬品が製造される。

上記を見るに、医薬品の目的は基本的に病気などを治療するために使用することがわかるかと思います。
ここがまずサプリメントの違いの1つとなります。

そしてこのような記載もあります。

国内で医薬品として譲渡を含め流通させるには、厚生労働大臣による製造販売承認が必要である。
承認のないもので医薬品、医薬部外品、化粧品もしくは医療機器に該当しないものは「効能」「効果」をうたうことはできない。
保健機能食品でその認められた範囲内で標榜する場合を除き、医薬品としての効能効果をうたった製品は、「未承認医薬品」として処罰の対象となる。

注目してもらいたいのは、承認されていないもので医薬品などに該当しないものは効果や効能を謳うことはできないというところ。
これをわかりやすくいうと、サプリメントでは効果や効能を謳うことができないということになります。
ということは逆に、医薬品として承認されているものは効果や効能を謳うことができるということにもなります。
さらに、効果や効能を謳っているものは医薬品として判断されるということでもあります。
効果や効能を歌えることは医薬品とサプリメントのもっとも大きな違いの1つです。

次に医薬品に使用される成分を見ていきます。
以下のページは厚生労働省の『専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト』です。

参考サイト:専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト

量が多いのでこのページ内でひとつひとつ取り上げることはできませんが、医薬品というのはこのリストにある成分を利用して作られているんだな、このリストにある成分が含まれていると医薬品と判断されるんだなということを理解いただけたらと思います。

サプリメントとは─見た目は医薬品に似ているが法律上では食品に分類される

サプリメントも医薬品と同じようにwikipediaから定義を見ていきます。

参考サイト:サプリメント(wikipedia)

サプリメント(supplement)とは、栄養補助食品(えいようほじょしょくひん)とも呼ばれ、ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養摂取を補助することや、ハーブなどの成分による薬効が目的である食品である。
略称はサプリ。
ダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)は、アメリカ合衆国での食品の区分の一つである。
ほかにも生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントがある。
健康補助食品(けんこうほじょしょくひん)とも呼ばれる。

上記に記載されているように、サプリメントは食品と定義されています。
サプリメントの目的はビタミンやミネラルなどの栄養摂取を補助すること、ハーブなどの成分の薬効であるとも記載があります。
医薬品は明確に病気などを改善することが目的でしたが、サプリメントは栄養摂取の補助が目的であり、栄養を摂取した後のことが目的とはされていません。

続いて、サプリメントに使用される、使用できる成分を見てみます。
以下のページは厚生労働省の『医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト』です。

参考サイト:医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト

これも量が多いのでページ内で細かく紹介はしません。
このリストにある成分が含まれている商品が医薬品的な効果や効能を謳うと医薬品に判断されるんだな。
逆に効果や効能を謳わなければ医薬品とは判断されないんだな。
ということを理解していただけたらと思います。

即効性や効果効能を謳うサプリメントは信用する価値がないだけでなく危険である

かなりおおざっぱに医薬品とサプリメントの定義というものを解説してみました。
ここまで読んでいただいた方であれば医薬品とサプリメントの違いがなんとなくわかってきて貰えたのではないでしょうか。
そしてサプリメントに即効性や効果効能はないということも理解してもらえたのではないでしょうか。
そこまで理解してもらえたなら、私が即効性を謳っているサプリメントは嘘であると断言した理由も理解いただけたと思います。

冒頭で参考に名前を挙げたGNT-α。
公式サイトに即効性があるような記載がありますが、もし本当に即効性があったのなら、GNT-αはサプリメントではなく医薬品となります。
もしくは医薬品成分が配合されているということになります。
その場合は違法ということで犯罪になりますし、もし飲んでしまった場合は体調に異変を来す危険性もあります。

逆に本当は即効性がない、ということであれば公式サイトに嘘を記載しているということになります。

このことから、即効性や効果効能を謳っているサプリメントは総じて購入する意味がない、ということになります。
皆さんもサプリメント探しの際には甘い言葉に惑わざれずこの点に気をつけてみてください。